個人情報:生徒成績保存メモリー盗難 大阪市教委処分へ /大阪
2010年5月25日13時57分配信 毎日新聞
大阪市教委は24日、市立城東中学校(城東区永田3)の男性教諭(52)が、生徒163人分の成績を保存したUSBメモリーを盗まれたと発表した。生徒にかかる個人情報の持ち出しは厳しく制限されており、市教委は教諭を処分する方針。
市教委によると、教諭は22日、大正区にある別の市立中で運動部を指導。午後0時半過ぎ、廊下に置いていたスポーツバッグが盗まれていることに気付いた。バッグには、1年生生徒の氏名と中間試験の社会科の点数が記憶されたUSBメモリーのほか、財布などが入っていたという。
市立校の個人情報について、市教委は昨年12月、校外への持ち出しを原則禁止する通知を全校園長に出している。【平川哲也】
5月25日朝刊